はじめての陶芸とカエルの災難

 子供の頃、僕の住んでいた家は周りが田んぼでした。神奈川県小田原市の栢山というところで、ずいぶんのどかな環境でした。稲刈りが済むと集落の子供達はみんな、広々とした田んぼで日が暮れるまで遊んでいました。泥団子を作って投げ合っていた事も多かったです。積んである稲藁を壊してバリゲードにしたりして、、、今から思えば、農家のおじさんはずいぶん寛大な人だったと思います。
 小学校4年生の頃だったか、僕はふと田んぼの粘った土を焼いてみようと思って、田んぼの横にある溝で拾ってきて集めた小枝に火をつけて焼いてみました。きっとその頃に、縄文とか弥生時代の土器の事を学校で勉強していたのかもしれません。しばらくすると友達が何やらヒキガエルを捕まえてきて、そのカエルも一緒に燃やしてみました。火が消えて、出てきたのはカエルの白い骨と砕けた土のかたまりでした。子供の好奇心の犠牲になってしまったカエルにはとんだ災難です。これが、僕の中で陶芸を意識した一番古い思い出です。
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