白樺ホワイト ポットとマグカップ

北海道の「白樺」。
"White birch" of Hokkaido.
 
白く清い、そしてたくましい。
It is white, pure, and strong.
 
その精悍なイメージを陶器にしました。
I made that image a pottery.
工藤和彦作陶展 
期間:4月5日(水)-4月11日(火)
場所:西武池袋本店 アートギャラリー
 
Kudo Kudo Ceramic Art Exhibition
Period: Wednesday, April 5 - Tuesday, April 11
Location: Seibu Ikebukuro Main Store Art Gallery

 

白樺ホワイト 片口鉢



下)白樺ホワイト片口豆鉢
直径 100mm/75mm
高さ 50mm
定価:2500円(税抜)

上)白樺ホワイト片口小鉢
直径 150mm/120mm
高さ 65mm
定価:3500円(税抜)



ロングセラーの片口鉢です。
白樺ホワイトとは、粘土の上に白い泥を塗って地肌を作った上に、白樺を燃やして採った灰を釉薬にして掛けて焼成しています。
うつわの表面に白樺の木肌の雰囲気がにじみ出た色合いになっているのが、不思議です。
北海道ならではのうつわです。

片口豆鉢は珍味や調味料入れに、片口小鉢は酢の物や和え物を入れるなど、片口の形状にこだわらずに自由な発想で使いこなすのが楽しいです。もちろん片口として酒器としてもお使い頂けます。
食卓に変化をもたらすうつわです。
 

六角鉢 3色



左)白樺ホワイト六角小鉢
右)緑粉引六角小鉢
上)黄粉引六角小鉢
直径 160mm/140mm
高さ 47mm
定価:各3500円(税抜)



六角の形は亀甲に由来しており、縁起のいいものとされています。
この鉢の底には平らな面があるので、見栄えがよく盛りつけることが出来ます。
酢の物やおひたしに、鍋のとり鉢に、デザートなど、様々な場面でお使い頂けるサイズです。
円形が多い食卓に、六角形のうつわでアクセントを醸し出せるでしょう。

この鉢はロクロ成形で円形の鉢を作った後に石膏型に押し付けて六角形に変化させています。
そのため、同じ形に整えられるので積み重ねても安定していますので、収納スペースが取られません。
 

華瓶(ケビョウ)

今年の始めに「華瓶」(ケビョウ)というものの存在を知りました。
「華瓶」は仏具の一つで、よく仏壇などで見かけるものです。
仏像の両脇などにも置かれています。
金属で出来ているものが多いですが、磁器や陶器もあります。
その形は古来よりあまり変わっていないようで、さかのぼると須恵器の時代にも同じような形がありそうです。


(工藤和彦作・白樺ホワイト華瓶 / 花 角島泉)
特徴的な形ですが、お花を差すと花と調和して、その凛とした佇まいに、何とも言えない精神性を感じます。
先日、この「華瓶」をご購入頂いた方から、お便りを頂いたので紹介させていただきます。
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工藤和彦様
お作品、あたたかい贈り物を頂いたような気持ちでおります。
包みを開けるのももどかしく取り出すさまは、懐かしい昔話を彷彿とさせました・・・竹取物語。姿は白樺、なのに手のなかに収めると小さな炎を抱いているような気がいたします。
さっそく小さな百合を活けました。
白樺の木がとても好きです。白樺を美しいと思う人の気持ちは、みな一緒のように思います。それが器になり花を活けることができる。夢を幾重にも大きくして叶えていただいたような気がしています。
どうしても一言お礼をと思いメールをさせていただきました。
部屋の中で、今、あの花瓶だけが息をしているようです。
北海道の厳しい自然から生まれたお作品が、2億年という時間を乗せて我が家にやってきました。
こんな嬉しいことがあるでしょうか。
92歳になる父も、とても喜んでおります。あそこへ置こう、いやいやこっちにしましょうと、かしましく遊びました。
楽しいひと時をありがとうございます。
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お部屋の中の百合一輪の華瓶の佇まいが目に浮かびます。
励ましのお便りに感謝です。

それにしても「華瓶」というものには、何か特別な力があるように思えてなりません。

白樺刷毛目マグカップ

 
(径8センチ×高さ8センチ) 3,675円(税込)

北海道の代表的な樹木は白樺です。白い独特の木肌は北海道のイメージシンボルといってもいいでしょう。
北海道に住み、その風土にこだわった作風を日頃から考えて出来上がったのが、この「白樺刷毛目」です。これは、白い泥を刷毛で塗り、白樺の灰を釉薬にして施して焼き上げました。
白樺そのものを原料にして、白樺のイメージを最大限に引き出しました。
雄大な北海道の自然を想って使って頂ければ嬉しいです。
コーヒーはもちろんですが、スープカップとしても重宝すると思います。

白樺ホワイト急須と白樺刷毛目湯呑



白樺ホワイト急須 (胴径10cm 高さ9cm)
白樺刷毛目湯呑 (径5.5cm 高さ5.5cm)
ふち白樺刷毛目小皿 (径14.5cm 高さ4cm)

最近ではペットボトルに入ったお茶が自動販売機でも平然と売られています。
発売当初は、お茶は家でいつでも飲めるし、買う人はいるのかな?と思っていましたが、日本の食生活には、やはりお茶が一番似合います。あっという間に普及しました。しかも、年々美味しくなっていて、この頃では抹茶を入れた新商品も発売され、風味も増しているのは驚きです。
しかし、どんなに改良されたところで、急須で入れたお茶には及ぶ事はないでしょう。
お茶を飲むという事は単に喉を潤すという事だけではなく、「お茶を淹れる」という一連の動作に重要性があると思います。

気に入った急須に茶っ葉を入れ、湯を注ぎ、茶っ葉が開くのをじっと待つ。
あらかじめ湯呑みに湯を注ぎ、少しあたためておくと適温を保てます。
そして、タイミングをみて急須を傾けて茶を入れる。
最後の一滴には旨味が凝縮されているので、しっかりその降下を見届ける。

こうして入れたお茶は茶っ葉が一級品でなくとも美味しいものです。
少しの手間でも「お茶を自分の手で淹れた」という実感も伴ってその味わいは格別となります。

北海道の大自然が育んだ白樺を冬場の暖房に使い、その灰を釉薬にして焼き上げた「白樺ホワイト急須」そして白樺のイメージを刷毛目にした「白樺刷毛目湯呑」は春の淡い新緑の如く、お茶の緑を引き立たせます。

秋の彩り マグカップ

今年は9月下旬になっても旭川は気温が高かったので、秋の始まりが遅いように感じます。
やっと近頃、日増しに朝晩が冷え込むようになって、我が家の裏の雑木林も色づいて来ました。
紅葉の彩りを彷彿させる黄粉引のマグカップを作りました。
いつまでも飽きのこないシンプルな形です。
とっては大きめにしているので持ち易くなっています。

黄粉引マグカップ 径80(mm)高さ80(mm)

近年取り組んでいる緑粉引。深い森のような緑色のものが出来ました。
内側は白く刷毛目となっています。

緑粉引マグカップ 径80(mm)高さ80(mm)

温かいコーヒーや紅茶、スープなどを飲むと、冷え込んだ体を暖めるだけでなく、心もなんだかほかほかします。
コーヒー豆専門業者の方から聴くところによると、北海道はコーヒー豆の消費量が特に多いそうです。寒い地方ならではの現象といえます。
コーヒーカップよりもなんとなく身近な存在である「マグカップ」。
いいもんです。